普通救命講習(救命処置/心肺蘇生とAEDの使用手順)

 

平成27年12月18日(金)PM1:00~

 

普通救命講習

救命処置(心肺蘇生とAEDの使用手順)

 

知多郡南消防組合消防本部の方の指導により

『あめつちかぜ』にて普通救命講習が行われました。

 

『心肺蘇生の大切さ』

 

助かる命、そこに助けようとする人がいれば、助かる命があります。

 

もし、御餅が喉につかえた場合は、119番に電話するとともに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を救急救命士がくるまで、行い続けて下さい。

 

※胸骨圧迫を開始し、全身に血液を送ります。

 

※重ねた両手で、『強く、早く、絶え間なく』圧迫します。

 

※救命救急士が来るまで、連続して胸骨圧迫を行い続けること。

 

 

 

 

 

 


【反応(意識)を確認する】

 

『大丈夫ですか?』

 

傷病者の耳もとで大声で呼びかける。

 

 

肩を軽くたたき、反応をみます。

 

【助けを呼ぶ】

 

『あなたは、119番へ通報して下さい。』

 

『あなたは、AEDを持ってきて下さい。』

 

【呼吸の確認】

 

傷病者が(普段通りの呼吸)をしているのか確認します。

 

10秒以内で、傷病者の胸や腹部の上がり下がりをみます。

【胸骨圧迫】

 

全身に血液を送ります。

 


胸の真ん中に片手の付け根を置きます。

 

 

他方の手をその上に重ねます。

 

肘をまっすぐに伸ばして、手の付け根の部分に体重をかけます。

傷病者の胸が少なくとも5㎝沈むほど、強く圧迫します。

 

1分間に少なくとも100回の早いテンポで30回連続して絶え間なく圧迫します。

 

【人口呼吸

(口対口人口呼吸)】

 

『気道確保』

 

傷病者の喉の奥を広げて空気に肺を通しやすくします。

 

片手を額に当て、もう一方の手で一指し指と中指の2本をあご先(頭部後屈)、あご先を上げます。(あご先挙上)。

 


『人口呼吸』

 

気道を確保したまま、額に当てた手の親指と人差し指で傷病者の鼻をつまみます。

 

口を大きく開けて傷病者の口を覆い、空気が漏れないようにして、息を約1秒かけて吹き込みます。

 

傷病者の胸が持ち上げるのを確認します。

 

同じ要領でもう一回吹き込みます吹き込みは2回までとし、すぐ胸骨圧迫に進みます。

 

 

AED

 

【AEDの到着と準備】

 

AEDを傷病者の近くに置く。

 

その間も胸骨圧迫を続けます。

 

AEDの電源を入れる。

電源を入れたら以降は音声メッセージ点滅するランプに従って操作します。

 


傷病者の服を取り除き、胸をはだけます。

 

電極パットの袋を開封し、電極パットをシールからはがし、粘着面を傷病者の胸の肌にしっかり貼り付けます。

電極パットは、胸の右上(鎖骨の下)及び胸の左下側(脇の~㎝下)の位置に貼り付けます。

 

電極パットを貼り付ける際にも、可能であれば胸骨圧迫を継続します。

【心電図の分析】

 

電源パットを貼り付けると「体に触れないでください。」

 

自動的に音声メッセージが流れます。

「皆さん離れて・・・」

 

と注意を促し、誰も傷病者に触れてないことを確認します。

 

常に音声メッセージにしたがって行動を行います。

 

 


一旦胸骨圧迫を始めたら、救急隊が到着するまで継続して行う。